カリグラフィーペン先!種類、使い方、手入れ方法を解説
カリグラフィーではペン先がある意味で命です。
その種類の選び方とともに、手入れ方法などにも少し注意するべき箇所があります。
今回はカリグラフィーペンでもペン先に絞ってそのポイントを解説していきます。
カリグラフィーペン先の種類
まずペン先にはどのような種類があるのかについてですが、ペンだけでなく細い筆もうまくなると使うようになります。
ただ初心者のうちはペン先の種類はあまり揃える必要もありませんし、筆はさらに必要ありません。
当サイトでもおすすめするのはイタリック体から入ることですが、
イタリック体 平ペン
カッパープレート体 ポインテッドのペン
と書体によってペン先も変えなければいけません。
つまり最初から揃えるべきペン先は平ペンなど1つの種類で問題ないということです。
カリグラフィーペン先の使い方
ペン先はどのような角度で紙に当てると良いのかというのは初心者には慣れがないので難しいかもしれません。
そのためまず基本となるペン先の使い方をマスターしましょう。
ペン先は端から端まで紙にすべて当たるようにして書いていく
細い線を書くときにはペン先は左から右へ書き、太い線を書くときには上から下へ書いていく
初心者の人でペン先の端が紙に当たらないように書いてしまうのはよくあることです。
このような書き方になるとインクが思うような文字に沿ってつかないので注意しながら書くようにしてください。
カリグラフィーペン先にはケースが必要?
ペン先は何かとぶつかることもありますし、またペン先の種類をいくつも持つようになると整理もしていくことも必要となります。
最初からペン先ケースが必要ということもありませんが、種類が増えてくれば購入しても良いと思います。
移動のときに持ち運びがしやすい
ペン先の紛失を防ぐことができる
ペン先に残るインクで汚れることが少なくなる
というようにちょっとした値段で買えてメリットはあります。
ただ市販のペン先ケースは購入して手に取るとわかるのですが、意外と薄いものが多いです。
そのためカバンの中などに入れて完全にペン先の損傷を防ぐには生地が太いものがベターです。
3000円前後のものになるとこのようなしっかりとしたものは多いように思います。
カリグラフィーペン先の正しい手入れ方法
カリグラフィーのペン先を手入れするわけですが、間違えると錆びさせてしまうことも早くなってしまうこともあります。
ペン先を使った後は下のように手入れをしていきます。
ペン先をティッシュで軽くふく
容器に水をためてペン先をつけて汚れを取る
ペン先に残った水をティッシュで取る
ペン先を購入時についていた錆び止め用紙と一緒に容器に密封する
水で汚れを取るときにはそこまで激しくペン先を水の中で動かすことは必要ありません。
軽く水をペン先で切るように動かします。
ペン先に水分が残ったまま放置すれば錆びの原因となるので拭き取りと密封はしっかりと行いましょう。
もう少し簡易的にペン先を手入れするには
ティッシュで軽く拭き、水で洗う
水をティッシュで拭き取る
ペンを振って水を飛ばす
ペン軸をペン先を外した後に振る
最後にペン先につまったゴミがないかも確認して手入れを終えます。
保管については完全に乾いていれば錆止め用紙がなくてもそこまで高確率で錆びるということもありません。
カリグラフィーペン先の誤った手入れ方法
カリグラフィーのペン先ではあぶるという手入れ方法もあるのですが、毎回使うごとに行うことはしてはいけません。
購入時にはペン先に錆び止めの油がつけられていますが、使うときにはあぶるということでこの油を取ります。
その後はこのあぶるという作業は必要ありません。
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