左利きでのカリグラフィー書き方!ペン先、紙の位置も解説
カリグラフィーの書き方について本、ネットでもその多くは右利きを想定したものとなっています。
左利きの人の場合にはあまりカリグラフィーの書き方を紹介した教材などはありませんが、どのように書いていくときれいに書けるのかについて解説をします。
カリグラフィーは左利きでは無理?
冒頭のように左利きではカリグラフィーの良い書き方の教材はなかなかありません。
そのため独学などで習いたいという人は多いものの、断念してしまうという人も多いかもしれません。
しかし左利きの人でもカリグラフィーを独学でマスターした人もいますので、無理ということでもありません。
道具についてなど、右利きの人とは逆になったりするのでまず慎重に道具をそろえるということを考えていきましょう。
左利きでのカリグラフィーで使うペン
まず注意したいのがペンです。
カリグラフィーでは特有の角度で文字を書いていきますが、左利きではペン先の角度が逆のものにしなければいけません。
おそらく近くの文房具店などでは右利き用のペン先しかないというところもあるので、ネット通販で左利きのペン先にしていきましょう。
左利きとカリグラフィーでのペンでの練習
右利きの人と紙を同じ方向に使うと左利きの人は逆になるので、肘にインクがつくというようになります。
そのため最初は
左利き用の方向で紙を使う
もしくはペンでなくマーカーで練習する
というように紙か書くものをややアレンジして練習するというほうが良いと思います。
左利きの人の紙の使い方
左利きの人におすすめな紙の使い方としては、ベースの向きを変えてかきやすい位置に紙を置くようにするというものです。
最初は難しいのですが、慣れればきれいな文字にしていくことができます。
左利きの人は
最初はマーカーで紙の位置を普通にして練習する
慣れれば紙の向きを変えて練習する
という段階を踏むのが良いと思います。
左利きの人がまず練習するべき書体とは?
代表的な書体はいくつかありますが、左利きの人でもイタリック体から入ることをおすすめします。
よく使われる書体なので書けるようになると使い勝手が良い
ペンの角度がまだ通常の文字と近いので慣れるのが早い
イタリック体をマスターすることで他の文字にも応用がきくようになる
というところがその理由となります。
イタリック体 平ペン
カッパープレート体 ポインテッドペン
というのが書体ごとのペン先となりますが、イタリック体から入るときには平ペンを揃えることからはじめましょう。
左利きの人のやるべき練習法
カリグラフィーは道具をいくつも揃えないといけないというイメージの人もいるかもしれませんが、実際はそこまでいきなりそろえることも必要ありません。
ペン
コピー用紙のような表面のつるっとした紙
というところで基本的な練習をしていくと良いでしょう。
ペン先45度を維持したまままっすぐな線を引く練習をする
右上45度に進む線を書き、そのまま真下に線を下ろすというギザギザを書く練習をする
というような基本的な練習からはじめ、アルファベットのような文字はあえて取り組まないようにしていきます。
文字をいきなり書くようになると意外と挫折してしまうことも多いので注意しましょう。
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