万年筆でのカリグラフィーの書き方!練習方法も解説
カリグラフィーの練習に万年筆を使う方法について解説をします。
万年筆では独特のクセがあるので、カリグラフィーの書き方も姿勢からポイントがいくつかあります。
普段の書き方とかなり違うというように感じる人も多いかもしれませんが、ポイントを押さえていくとスムーズに書けるようになっていくはずです。
カリグラフィー万年筆での練習するべき書体
万年筆で練習していくときにはイタリック体からはじめるのがまずおすすめです。
いきなりカッパープレート体から練習する人もいますが、難しいと感じればイタリック体をおすすめします。
ペンの角度が通常と近く、まだなじみやすい
イタリック体をマスターすれば応用できる余地が大きい
一般の人にも読まれやすい書体なので使い勝手が良い
というようなところでまずイタリック体をおすすめしたいと思います。
イタリック体で使いやすいペン先の条件
イタリック体では平ペンがおすすめです。
通常の万年筆といえば先がとがったようになっていますが、カリグラフィー用の万年筆はこのようにペン先が平たくなっているものになっています。
ペン先も細すぎず太すぎないものが良いのですが、個人的には3ミリ程度のものが最も書きやすいと思います。
ちなみにカッパープレート体ではポインテッドペンが適しているとなります。
イタリック体と万年筆でのペン先の角度
まず万年筆のペン先の角度が重要です。
この角度がうまくいっていないと細い文字が書けないこともあるので、細い線が書けるかどうかがペン先の角度が正しいかどうかの1つの目安となります。
イタリック体を書くときの万年筆のペン先角度は横の線に対して45度程度がちょうど良いとされています。
この角度はかなりイタリック体ではよく使う角度で、大文字小文字とも変わりなく使えます。
カリグラフィーと万年筆の練習方法
まず万年筆でカリグラフィーを書く基礎練習をしていきましょう。
後々高度な文字を書くときにも応用できるようになっていきます。
非常にシンプルな万年筆を使った練習方法ですが紹介していきますと
ペン先45度を維持したまままっすぐな線を引く練習をする
右上45度に進む線を書き、そのまま真下に線を下ろすというギザギザを書く練習をする
この2つの練習をしばらく続けましょう。
最初からアルファベットを書きたくなるのは多くの人が経験することですが、うまく書けないことが多く挫折しやすくなるのでこの2つの練習が問題なくできるようになってから挑戦していきましょう。
ペン先の角度を維持できるようになる
手首に疲れを感じなくなる
万年筆を持つ指の力を適度に抜けるようにできる
このようになれば基礎練習をクリアしつつあるといって良いでしょう。
カリグラフィーと万年筆での書くときの姿勢
カリグラフィーを万年筆で書くときには姿勢も実はかなり重要です。
文字の傾きに沿って姿勢も傾いてくる
肩や首がすぐに痛くなってくる
ということもありますし、姿勢が悪くなることできれいに文字が書けないようになってもきます。
カリグラフィーでは傾斜台を使うわけですが、費用的に買えない場合には傾斜台を何かで代用して書きやすいようにもしていきましょう。
また文字の傾きに関係なく、まっすぐな姿勢を維持するようにもしていきましょう。
やがてカリグラフィーでも複雑な文字を書きたくもなってきますが、正しい姿勢を維持できるかはきれいに書けるかの大きな要素となってきます。
カリグラフィーと専用の万年筆
万年筆でもカリグラフィーに適したものでも高価なものとなると何万もするものもあります。
しかしブランドなどにこだわらないときにはペン先だけ平たいものにすれば十分カリグラフィーには使えます。
カリグラフィーペン先タチカワ
カリグラフィーペン先ブラウゼ
などでは500円前後からペン先だけ交換できるのでメーカー的にも品質も高いのでおすすめします。
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