初心者用のカリグラフィー本を紹介!練習にはこの5冊
カリグラフィーを独学で練習していくというときにまずその方法として出てくるのが市販本によるものとなります。
最近はカリグラフィーの本もいくつか発売されるようになりましたが、今回は初心者向けにどの本がおすすめかについて解説をします。
カリグラフィー入門独習ブック
すでに廃盤となってはいますが、長らく売れ続けた幻の名本です。
私も持っていますが、タイトル通りの入門用のテキストとなっています。
アマゾンなどではマーケットプレイスで手には入るのですが、中古でも抵抗がないという人は購入してみてください。
ゴシック、イタリック、カッパープレートの3書体が学べる
カリグラフィーの歴史についての説明もある
カラフルなカードのサンプルも多数掲載
インク、ペンなど初心者におすすめなものも解説されている
大型本で見やすい
ということでカリグラフィーの教科書的な内容となっています。
少しカリグラフィーがうまくなってくればいつも見るような本ではありませんが、手元においておくべき本の1つとなります。
カリグラフィー 本格入門独習ブック
カリグラフィー入門独習ブックと同様に小田原真喜子さん監修の本です。
やはり3書体がわかりやすく解説されている
書き順の解説がかなり丁寧
ペン、インクの選び方の解説もあり
書くときの姿勢の解説もある
書くときのペンの角度の解説もある
ということで初心者向けのカリグラフィー入門書となっています。
小田原真喜子さんの本は古いものは廃盤になっていますが、最近の新しい出版の本もあります。
これだとまだ新品で購入できるのでおすすめします。
カリグラフィー・スタイリング
ヴェロニカ・ハリムさんによるモダンカリグラフィーの本です。
字はかなりきれいでうっとりするような内容になっていますが、日本人にはやや癖がある字と映ることもあります。
この点向き不向きはあるかもしれませんが、
完全な初心者向けでなく、カリグラフィーの基礎を勉強した人に特におすすめ
書き手の個性、自由などを追求したい人におすすめ
というようになっています。
カリグラフィーでも新しい感性を生かしていきたいというときには特におすすめしたい1冊となっています。
カリグラフィー&写本装飾の魅力
河南美和子さんの著作ですが、字とともに中の写真の美しさもかなりのレベルになっています。
前半は書体の紹介、後半は写本装飾の内容の本
カリグラフィーでも自由な字体を推奨する内容
内容としては初心者向けであるとともに、基礎を習得した人向け
本の内容の方向性としては伝統的なカリグラフィーからアレンジを加えてよりオリジナルな書体を目指すというようになっています。
カリグラフィー本の中でも写本装飾の解説は随一といって良い内容となっています。
筆書きのカリグラフィー
さとだてさんのカリグラフィーです。
水墨画と西洋とをミックスさせた本となっていて、かなりオリジナリティがあります。
筆、画材の説明も丁寧
段ボールや千代紙を使って独自のアレンジの仕方がわかる
カリグラフィーの書き方から作品作りまでわかる本
ということで初心者から中級者向けの本といえます。
カリグラフィーは本で練習しても上達できない?
カリグラフィーというのは書体によってはなかなか練習を繰り返しても上達しないということは多いといえます。
本の字体を真似しようと練習しても自分のものにならない
ストロークがいつまでもきれいに書けない
カリグラフィーの前に字がきれいにならない
カリグラフィーというのはお手本を真似するというのは1つの練習方法ですが、実はかなり効率の良くない練習方法といえます。
脳内のイメージにカリグラフィーをしっかりと入れ込む
きれいなカリグラフィー文字を書く法則を知る
姿勢から書き方まで動画でしっかりと理解する
というのがカリグラフィー上達の方法です。
一番良いのは近くのカリグラフィー教室に通うことですが、費用や場所、時間的な問題で難しいというときには本でなくカリグラフィーは動画で学ぶようにしていきましょう。
教室に通うのとかなり近い上達効果が出るようになるはずです。
カリグラフィー独学方法
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